「車検が付いている=故障しない」と思われがちですが、実はそう言い切れないのが怖いところですよね。車検はあくまで**「その時点での保安基準(走る・止まる・曲がるの最低基準)を満たしているか」**をチェックするだけの検査だからです。
車検付きの車を検討する際に、押さえておきたいポイントを整理しました。
1. 車検が保証しないこと
車検に通っていても、以下のようなリスクは残ります。
• 消耗品の寿命: タイヤの溝がギリギリでも、ベルトが鳴きそうでも、検査時に基準内なら合格してしまいます。
• 近未来の故障: 電装系(エアコン、パワーウィンドウ)やセンサー類は車検項目外のことが多く、翌日に壊れる可能性もゼロではありません。
2. 「安心」を見極めるためのチェックリスト
車検の有無よりも、以下の項目をチェックする方が「安心」に直結します。
• 定期点検整備記録簿(記録簿)の有無
過去にどんな整備をされてきたかが分かる「車の履歴書」です。これがしっかり残っている車は、前オーナーが大切に扱っていた証拠になります。
• 「法定2年点検」の実施状況
車検(継続検査)と同時に行う24ヶ月点検がしっかり行われ、消耗品が交換されているかを確認してください。「車検を通しただけ(代行車検)」の車は、整備が後回しにされている可能性があります。
• 残り期間の長さ
車検が2年近く残っているのはお得ですが、「なぜ車検を取ったばかりで手放したのか?」という視点も大切です。単なる乗り換えなら良いですが、大きな不具合が見つかって手放した可能性も考慮し、試乗などで違和感がないか確認することをおすすめします。
3. 購入後の心構え
中古車の場合、車検付きであっても**「油脂類(オイルなど)は早めに交換する」「予備費として数万円は持っておく」**というスタンスでいるのが、一番安心できる乗り方ですよ。