都道府県警察は事故撲滅を目指して、さまざまな取り組みを行っています。
奈良県では奈良市と大和郡山市が、導入したのが「歩行者早出し方式」と言われるタイプのものです🚥
一般的な信号機では、歩行者用信号機の「青」と車用信号機の「青」が同じタイミングで表示されます。
奈良県警察が導入した信号機は、先に歩行者用信号機 の「青」を表示。
歩行者が横断歩道の半分ぐらいまでくるタイミングで車用信号機が「青」に変わるという方式です。
時間にして5、6秒の時間差を設けました😙
奈良県では昨年、歩行者の死亡事故が多発。
そこで事故の状況を分析しました。
青信号で横断を始めた歩行者が、やはり青信号で右折する車に、横断歩道上ではねられるという状況です。
検討した結果、車が横断歩道に差し掛かる頃には、歩行者は横断を終えているか、横断中でもドライバーに発見されやすい位置にいる。
また、全ての方向の車を停止させている時間が短くて済むので、交通渋滞も悪化しないのではないかという結論に至りました。
当該交差点では現状、人身事故はゼロ⭐️
全国の都道府県警察の交通安全のための施策が、これからもどんどん効果を発揮することを期待します🌈