見通しの悪い交差点や車の死角ができる場所を
車で走行中に「危ない!」と思った時、
事故を未然に防ぐ最大の手段がブレーキです。
まずは「構えブレーキ」。
これはプロの運転手の業界で足をアクセルから離して、ブレーキペダルを踏まずにいつでも踏めるようにしておく動作のこと。
アクセルを踏み込んだ状態からブレーキに踏み替えるまでは一般に0.2秒とされています。
0.2秒はわずかな時間ではありますが、40km/hで走っていると1秒で11メートル進むので
0.2秒だと2メートルから3メートルほどとなります🧐
この「構えブレーキ」を特に使うべきところは信号がない交差点、特に道路幅5.5メートル以下の、いわゆる「生活道路」🏃♂️
生活道路の交差点には信号がなく、交差する道路の一方が一時停止になっていることが多いもの。
そして、そうした交差点は往々にして見通しが悪い。
そのため徐行指示がありますが、徐行ではブレーキが間に合わないかもしれません。
だから「構えブレーキ」の必要性があるのです。
さらに、人は想定せずに運転していた場合、咄嗟にブレーキを踏んだつもりが、アクセルを踏んでしまうことも多い。
その意味で「構えブレーキ」は、踏み間違えないという効果もあります。