中古車市場を見ると、10年落ち・10万kmというラインは“価値がつかない”と思われがちですが、実際は選ぶ窓口によって大きく価格が動きます。
今回は トヨタ カローラフィールダー / マツダ アテンザ / スズキ スイフト の3車種を例に、買取と下取りの評価の違いをあらためて整理しました。
🟦 下取りは「新車購入の流れ」に合わせた評価
下取りの場合、販売店は“次にどんな車を買うか”を前提に価格を決めます。
そのため、10年落ち・10万kmの車に対しては、次のような評価になりやすいです。
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再販リスクを考慮して控えめの価格
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車単体より、新車購入プランを優先
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古い車は“値引き調整の材料”として扱われることも
カローラフィールダーのように実用性が高い車でも、下取りでは現行モデルの販売戦略に左右され、相場より低めになるケースは珍しくありません。
🟩 買取は「車そのもの」が主役
一方の買取では、車の“今の需要”がそのまま評価に反映されます。
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状態・装備・カラー・需要を総合的に判断
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海外輸出ルートがある車種は距離を気にされにくい
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相場データを元に、純粋な市場価値で査定
たとえばアテンザは海外の需要が安定しており、10年落ちでも需要が強い分、買取の方が正確な価格がつきやすい車種です。
スイフトは国内需要が底堅く、走行距離より「整備状況」が重視されやすいため、買取では実際の状態でしっかり評価できます。
🟨 10年落ち・10万kmは「選び方」がそのまま金額差に
古い車は下取りでの評価が単一的になりがちな一方、買取では販路が多い分、
“誰が欲しがっているか” が価格に直結します。
・走行距離が多くても需要があれば評価
・10年落ちでも装備や状態でプラス査定
・特定地域で人気が高い車種は、買取の方が上がりやすい
実際、杉並区・中野区・練馬区周辺は需要傾向が広く、
「小さめの車が欲しい人」「ミドルサイズを探す人」「海外輸出需要」など、
さまざまな売り先があるため、相場が安定しやすい地域でもあります。
だからこそ、10年落ち・10万kmでも“買取”の強さが出やすいエリアとも言えます。
📝 結論
10年落ち・10万kmだから価値が低いのではなく、
“どこで評価されるかで価値が変わる時代” になっています。
買取と下取りは目的が違うため、
・乗り換えの値引き重視 → 下取り
・車の価値を正しく出したい → 買取
という選び方がもっとも合理的です。
中古車が多様化している今、
その選び方がそのまま金額差につながります。
📣 文中でも触れましたが、
杉並区・中野区・練馬区 お気軽に査定ご相談ください！