🚗💨 審査に強い味方！自社ローンとは？仕組み・メリット・デメリットを徹底解説【買取カーマッチ茨城つくば南店】

車の購入を検討する際、「オートローン」の審査に不安を感じる方は少なくありません。そうした方々の強い味方となるのが、近年注目度が高まっている自社ローンです。

自社ローンとは何か、どのような仕組みで、どのようなメリットやデメリットがあるのか、詳しく解説していきます。

自社ローンとは、銀行や信販会社などの金融機関を一切介さずに、中古車販売店が独自に提供する分割払いサービスのことを指します。

一般的なオートローン（銀行系やディーラー系）が「融資」であるのに対し、自社ローンは販売店が車の代金を立て替え、購入者がその代金を販売店に分割で返済していくという、販売店と顧客の直接契約という形をとります。厳密には金融商品ではなく、「支払い方法の一つ」と考えると理解しやすいでしょう。

自社ローンの最大の特長は、審査基準が販売店独自のものである点です。

この独自の審査基準のおかげで、「過去に信用情報に傷がある（ブラックリスト状態）」「勤続年数が短い」「非正規雇用である」といった理由で一般的なローン審査に落ちた方でも、車を購入できる可能性が高くなります。

自社ローンが多くの人に選ばれるのには、以下の明確なメリットがあるからです。

審査に通りやすい：前述の通り、過去の信用情報よりも現在の返済能力が重視されるため、他社のローン審査に落ちた方でも通過できる可能性が高いです。
金利が発生しないことが多い：多くの自社ローンでは、販売店が直接分割払いを組むため、利息制限法上の「金利」は発生しません（金利0%）。これにより、利息負担がなく、総支払額が分かりやすいというメリットがあります。
契約・納車がスピーディ：金融機関を介さないため、審査から契約までの手続きが簡略化され、納車までの期間が短くなる傾向があります。急いで車が必要な方には非常に便利です。

メリットが多い一方で、自社ローン特有のデメリットと注意点も存在します。これを理解せずに契約すると、後悔することになりかねません。

総支払額が高くなる可能性がある：金利はかからないものの、販売店は貸倒れリスクを負うため、そのリスクヘッジとして「事務手数料」「保証料」「車体価格への上乗せ」といった名目の異なる費用が加算されるのが一般的です。結果的に、一般的なオートローンで金利を支払う場合よりも総支払額が高くなるケースがあります。
選べる車種が限定される：自社ローンを取り扱うのは中古車販売店が中心であり、購入できる車は販売店の在庫車に限られます。また、リスク回避のため、高額な新車や高級車は対象外となることがほとんどです。
返済期間が短い：一般的なオートローンが5年（60回）や7年（84回）と長期にわたって組めるのに対し、自社ローンは**1年～3年（12回～36回程度）**と短期間に設定されることが多いです。そのため、月々の返済額が高額になりがちです。
連帯保証人が必要になる場合が多い：特に信用情報に不安がある場合、販売店のリスク軽減のため、安定した収入のある連帯保証人を求められることが多くなります。

自社ローンは、「今すぐ車が必要だが、一般的なローン審査に通らない」という方にとって、非常に有効な手段です。

しかし、「金利ゼロ」という言葉に惑わされず、最終的な総支払額（車体価格＋手数料・保証料）と、月々の返済額をしっかりと確認し、自身の収入で無理なく返済できるかを慎重に判断することが重要です。

契約前には、必ず複数の自社ローン提供店の条件を比較し、車両の状態や保証内容も入念に確認してから利用を検討しましょう。